どうも笑う男だ。
今回はハンターハンターのアリ編で登場したゴンさんについて。
ゴンさんといえばあのインパクトのある見た目で今ではTシャツにプリントされたりとネタにされがちだが、そもそもなぜゴンがあのように変化したのかはあまり話題になったことがない。
当初どう考えてもゴンがサシでピトーに勝てるビジョンが見えなかったので、あのような勝ち方をしたのは本当に予想外だったのだが、冷静に考えてゴンさん化は現状の念では説明がつかない。
勿論、念は奥が深いと言われているので未だ見ぬ力を秘めている可能性はあると思うが、それにしても瞬時に格上の相手を倒すまでにパワーアップするのは念の域を超えているような気がする。
そこで注目したのが劇場版ハンターハンターに登場した、念とは対になる怨という能力。
今回はそんなゴンさんと怨との関係性について考えていきたい。
目次(❐_❐✧)
ゴンと怨
怨能力とは
まず、怨とは劇場版HUNTER×HUNTER -The LAST MISSIONで登場した念のような概念であるが、怨能力とは肉体的生命エネルギーを扱う念能力の対極にあり、怒りや憎悪を源とする力である。
系統といった先天的個人差はなく、念よりも強大な力を得ることができるが、とても厳しい“制約と誓約”を結ばなければいけないため、命を落とす者が後を絶たなかった。
そのため、はるか昔に封印された禁断の能力である。
ゴンさん化の背景
ゴンさんになった背景としてはカイトを失った怒りや哀しみが主な原因であり、ピトーを倒すために全てを賭ける思いで変化している。
ゴンさんの特徴としては普段のゴンとは比べ物にならないほどの肉体的強さを纏っており、ピトーから王にさえ届き得ると言わしめるほどの力を得ている。
また、ピトーを倒した後は憔悴仕切っていて、アルカによって復活はしたものの普通は死んでいたであろう。
まとめ
こうみると怨能力を発現したと捉えても可笑しくないどころか辻褄はすっかり合っている。
しかし、怨能力は今のところ原作で扱われた形跡はないので、今後の暗黒大陸あたりでゴンさんについての詳しい解説や怨能力が登場する可能性もあるかもしれない。