ハンターハンターが連載再開して3週が経ち、自然と10週までのカウントダウンをしてしまう今日この頃だが、王位継承戦は文字量が多く整理しきれていないところもあるため簡単に振り返っていきたいと思う。
目次(❐_❐✧)
カキンについて
前に書いた↑の記事でも少し触れたが、カキンの歴史を遡ると
王になる資格
王位継承戦の資格を有するものは
①国王ナスビー・ホイコーロの正室の子であること
②ブラックホエール号に乗船し出航セレモニーに参加したもの
この2つが条件ですが、王子14人全員セレモニーに参加したためすべての王子がエントリーした。
これを知った傲慢の第1王子ベンジャミンは激怒し、全ての王子を自らの手でヤる気満々の様子。
対して第8王子サレサレは興味が全くない様子であり、継承戦についての考えは各王子大きく異なる模様。
王になる条件
王になる条件だが、ナスビー国王は『生き残った唯一名が正式な王位継承者』としか敢て伝えておらず、それをどう解釈するかも継承戦に含めるみたいである。
特に戦力の乏しい下位王子はここをどう解釈するかが重要なポイントになりそう。
継承戦のルールと護衛
(引用 : 週刊少年ジャンプ No.32)
ブラックホエール号が出航する際の長声一発が鳴り終えた瞬間からスタートし、開始後であればどのような手段で生き残ったかの可否は問われないとのこと。
各王子の船内での従事者は15名までと決まっているため、ツェリードニヒはハンター試験に部下を5名潜らせ、全員準協会員に仕立て上げた。
これで船内の味方は20名になったというわけだ。
準協会員とは渡航中だけの期間限定の資格であり、王子居住区の外で約150名が待機している。
ちなみにベンジャミンと第6王子タイソンは部下を受験させておらず、第7王子ルズールスの部下は全員落ちている。
護衛に関して、上位の王妃は下位の王妃の王子に警護兵という名の監視をつけることができる。
これは王妃と王子が謀反を企んでいないか確認するため。
そのため、第1王妃ウンマの子であるベンジャミンとツェリードニヒは全て私設の警護兵であり、第14王子ワブルにはオイトを覗く上位王妃7名の王室警護兵が付いていた。
つまり、ワブルの従事者は王室警護兵7名、パリストン経由で雇われたハンターのビル、サイールド、カートンの3名、侍女4名とクラピカの15名だったということ。
通常王室警護兵は正式な国王軍兵でなければならないが、軍事最高副顧問の地位にいるベンジャミンの私設兵だけはその資格を有している。
そこで、ベンジャミンは各王子の念獣とハンターの能力を把握するために、自分の護衛をそれぞれの王子の王室警護兵と入れ替えさせることにした。
しかし、第1王妃ウンマの子であるツェリードニヒは要請を受ける義務がないため「馬鹿め」と一蹴。
継承戦と守護霊獣
(引用 : 週刊少年ジャンプ No.31)
初代カキン王が具現化した壺を使用すること(壺虫卵の義)によって能力を借りた王子たちは霊獣を自覚することなく育む。
守護霊獣には
②霊獣の憑いた人間を直接攻撃しない
この二つのルールがある。
ホイコーロ王曰く、守護霊獣は自身を形どる器であり脆く弱き器は王にはなれない。また、爪と牙しか持たない獣は遠からず滅びる運命にあり、後方支援に長けた霊獣が深謀遠慮の才溢れる王に憑くことが必要十分条件らしい。
そしてこの霊獣の正体は寄生型の念獣であり、寄生型には誰かの残留思念が宿主(別の誰か)に憑き、宿主の力を借りて具現化するものが多く行動が読めない点が特徴。
つまり今回の霊獣の場合、壺を具現化した初代王と各王子それぞれの思いが交錯して生まれ育ちややこしい存在となっているわけだ。
なるほどツェリードニヒの霊獣は初代王とツェリードニヒのハイブリッド型であのような禍々しい姿(尖った乳首とハイヒールを履いているのが特徴的な人面馬型)になっているのか。
まとめ
振り返ってみると王位継承戦はチャント理解していないと何が起きているのか分からなくなるくらい複雑でボリューミーでした。
しかし、それを上回るくらいの面白い内容であり、まだまだ新しい情報が今後出てくるはずなので、随時更新していきたいと思います。
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