Q.授業中にあなたは何をしていましたか?
もしこの答えが「ノートをきちんと取っていた」であったならばあなたの授業態度は間違っていたのかもしれません。
というのも先日アメトークのお勉強大好き芸人を観て凄く共感したことがあったのですが、それが授業の板書はあくまで補足なのであってメインは話なのであるということ。
これ、改めて言われると納得する人多いのではないでしょうか?
実は私も中学生までは何も考えず授業=ノートを取る作業の時間と思っていたのですが、私の場合字が汚く(友人から古代文字と言われたことがある…)上手に整理もできなかったので見直すことはめったにありませんでした。←もはや意味不明
そのため試験前はゼロから教科書で知識をつけるという苦行。
すごく効率が悪いと思いつつも周りもみな同じような感じだったのでこれが普通なのだと思っていました。
しかし高校での体育会系の部活が大変だったため試験前の休みは貴重すぎて勉強は一切せずにとことん遊んでいました。
そのため、赤点が当たり前のような最悪な成績でした。
これはさすがにまずいと思い、私は授業中の姿勢を工夫するべきだと考え、授業中はとにかく教師の話を集中してきくように努めました。
周りのほとんどはせっせと板書を綺麗にノートに写すなか、私の場合ノートは教師が重要だと指摘した箇所や教科書外の補足を簡潔にメモする程度でほとんど教師の顔をみて話をきく…。そのため不審に思った教師から注意されたこともありました(・_・;
しかし、私の中では明確な理由があったので注意されようがこのスタンスを変えることはありませんでした。
このおかげか定期試験では前日くらいに復習する程度で赤点を免れることが出来ました。
科目別に工夫はしていましたが特に日本史の授業はほとんど話をきいて教科書に書き込む程度でした。
アメトークで行われた対照実験
番組内ではインテリ芸人のロザン宇治原とメンタル芸人のパンサー尾形が共になじみの薄い世界史のある時期についての授業を代ゼミの講師を招いて授業を行った後に確認テストをするという企画がありました。
宇治原の授業スタンスは話をメインにノートは簡潔に取るというもの、対してパンサーは赤チョークで書かれた部分は赤ペンで記すというまるで機械のごとく板書をノートに写していく…
衝撃のテスト結果は宇治原1問間違えの98点に対しパンサーはまさかの0点。
しかもその1問は講師の言い間違いが原因という逆に好感が上がる惜しい間違え。
人選の問題などは置いておくとして結果は歴然となりました。
正しい授業の受け方
それではすべての授業においてこの考えを適用すべきなのか?
もちろん授業の受け方は課目や人にもよると思うのですが、少なくとも「授業を受ける=板書をとる」と決め付けている人は考え直す必要があるのかもしれません。
番組内ではこの案を文科省に提出すべきだといっていましたが、それほどこの話は重要なものであると同時に、改めて日々自分で考え疑問を持つことの重要性が問われた瞬間でもあったような気がします。
コメント